ノアノラの育てて楽しむバッグたち – NOAH+NORAH

ノアノラの育てて楽しむバッグたち

ノアノラの帆布への想いとデザインのこだわり

近年ミニマルやミニマリストという言葉を耳にすることが多くなりました。
個人的にはココ・シャネルの言葉 ’less is more’ (最小であることは最大である)が連想されます。
デコラ主義だったオートクチュール主流の時代にミニマルな装いに彼女は無限の可能性を見出していた様です。

ノアノラがスタートしたきっかけもディレクター自身が帆布バッグの持つ原始的な佇まいに魅了されてしまったことにあります。
太番手の糸で縫われた厚地の質実剛健なものも良し。少し薄地のくったりしたやれた感じもまた良し。
本来身に付けるものは極力汚したくないものなのに、生成りの帆布の少しずつ使用の跡が残っていくのもまた味であると許容できるのもまた興味深い。

ノアノラの製品に使われている帆布生地は滋賀県の琵琶湖のほとり、高島地区で織られた帆布を使用しています。
江戸時代から続く歴史があり、とても上等な素材です。
もともとは船の帆など工業製品用に生産していたため、本当に丈夫で厚手のものは自立するほど目がしっかりしています。

また不思議なことにこの生地は’生’の素材がよく合います。染色していないヌメ革と呼ばれるカウレザーや真鍮、銅の金具。どれもだんだん色が濃くなったり、逆にくすんできたり年を重ねていく。
そんな素材を使い、経年変化を考えながらノアノラのバッグやエプロンはデザインされています。

まさに自分自身の手で自分だけの道具として育てることが楽しめます。
 
 

現代の装いにもマッチする不変的なデザインのバッグたち

ノアノラはそんな派手さのないごく普遍的なものの組み合わせで現代のシーンにマッチするデザインを目指しています。
オーバーサイズのコーディネートにも違和感のない細めに採られたエプロンや、性別関係なく身につけられるジェンダーレスな雰囲気なバッグなど常に時代の空気感を感じさせるものづくりを意識しています。

エプロンの紐を結ぶ時にちょっと気持ちが引き締まる感じ。
真新しい生成りのバッグで外に出るときの新鮮な気分。
そして愛用しているものを大事にいたわりケアするときの様なそんな気持ちの彩りをあなたの生活に届けられますように。

帆布生産の風景

 

YODDY_キャンバスレザーバッグ

 

こだわりのバッグの素材